「学年に関係なく学びます。何よりも『国語』が大切です。そして最低限の計算をマスターすることです。」
※集団指導の場合は、学習内容に基づきコースを編成します。コースが開講されているかは、お問合せください(現在は、西八王子と品川にて集団指導が開講されています。)
図形把握、物語記憶は大切です。できない大人もたくさんいるのではないでしょうか?ここから「学びなおし」をするのも面白いかもしれない。小学校低学年程度までに一度学んでおいた方がいいかもしれません。
分数までの計算はとても大切です。数学科出身者はこれらの計算が簡単だと全く思っていません。わからない、できないのが普通です。(我々も怪しい。)実際、自然数の構成は「数学基礎論」という分野で難しい。0は空集合のこと、1は空集合のみを要素とする集合のことです。分数は理学部数学科3年レベルの環論で学びます。局所化といいます。
驚かないでください。微分積分は小学校の普通の過程で出てきます。まず積分とは、面積を求めることです。(高校であまりそう習わないようで、大学教育で混乱が起きます。)円の面積も、いや 長方形の面積を求めることすら、そんなに明らかではありません。本当はルベーグの博士論文を読まな ければなりません。微分ははじめは「比」として出てきます。今のカリキュラムでは変な教え方をするそうです。数学科出身者からきちんと学ぶとわかりやすいですよ。
たくさん本を読んだり、ひらがなが読めるようになったら読んでもらったりしましょう。
最高の脳トレです。勉強って楽しいんですよ。
戦前まで、勉強といえばまずは漢文を読むことでした。数えで5歳になると、近所の漢文の先生のところに読み方を教わりに行っていたとのことです。湯川秀樹も岡潔も小平邦彦も佐藤幹夫も戦前教育を受けていることを忘れないでください。人類の宝である「中国古典」に直接触れられることを 心から幸せに思いましょう。孝経、小学、大学、論語、孟子、中庸、漢詩、史記、十八史略、文章規範、 など、とにかくどんどん読んでいきます。